始まりの木 

日本キリスト改革派 花見川教会のホームページへ戻る

始まりの木 

夏川草介著 小学館発行 ご存じベストセラー『神さまのカルテ』の著者である。民俗学に興味を抱き、民俗学者古屋神寺と研修生藤崎千佳の登場人物の絶妙なやりとりにより、興味深く読み進められる。

日本の神には、大陸の神に見られるような戒律も儀式もない。教会もモスクも持たない。それゆえ、都市化とともにその憑代(よりしろ)である巨岩は巨木を失えば、神がみは、その名残さえ残さず消滅していくことになる。ニーチェは『神は死んだ』と告げたが、その死に自覚さえ持たなかったという点で、欧米人より日本人にとっての方がはるかに深刻な死であったと言ええるかもしれない」と著者は記している。巨岩や巨木を信仰の対象にしてきた日本人ならではの鋭い視点がある。ただし私は牧師として、自然崇拝による信心は、最終的には人間を神にしてしまっているし、神になると思えた。

毎週日曜は礼拝の日

花見川教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
午前10時30分~11時45分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜祈祷会
14時00分から15時00分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。