松岡圭祐の『万能鑑定士Q』ならびに著書全般

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松岡圭祐の『万能鑑定士Q』ならびに著書全般

松岡圭祐の作品を手に取ったのは、比較的新しい。『万能鑑定士Q』シリーズを手に取ってから、はまりにはまり全巻を読破した。主人公のリンダ・リンは著者が工夫を凝らした名前で、難しい漢字が使われているので、リンとする。偏差値というかオール1の南方の女学生がある人の出会いにおいて急激に成長して、鑑定士となり、多くの難事件を解決していく。

 『万能鑑定士Q』に引き込まれてから、松岡圭祐の初期の作品の『催眠』や『千里眼』シリーズ、その他『ミッキーマウスの憂鬱』、歴史小説というか『黄砂の籠城』『ヒットラーの試写室』など読み漁ったっものである。『万能鑑定士Q』は暴力場面が皆無という珍しい探偵小説であったっが、その後の『探偵の探偵に』いたるやバードボイルド調になり、『高校事変』に」いたるや、壮絶なシーンが繰り広げられる。架空の小説とは知りながら、空恐ろしくなる展開が続く。人間の極限の悲しみと悲惨とが織り交ざっていながら、ある種の社会悪に対抗する正義が主人公を通して貫かれているので、溜飲が下がる思いもする。
 人間の悪の本質は、出るところまで出ないとなくならないような気がしてならない。

毎週日曜は礼拝の日

花見川教会では毎週日曜日、神様への感謝と祈りをささげる礼拝を開いています。この礼拝はキリスト教に興味のある方でしたら、どなたでも自由に参加できます。お仕事などで日曜日の都合がつかない方は、毎週水曜日に行われる祈祷会(きとうかい=お祈りの会)がおすすめです。

日曜礼拝
午前10時30分~11時45分
必要な持ち物は特にありません。聖書や讃美歌などは教会でお貸します。
水曜祈祷会
14時00分から15時00分
こちらも必要なものは特にありません。聖書について学び、皆で神様にお祈りを捧げます。